XOOPS2系マニュアル
XoopsのDBデータ移行方法 〜ロリポップの場合〜
投稿者: Viva 掲載日: 2005/8/27 (25295 回閲覧)
友人びばさんからのネタです。
本稿では、Xoopsサイトを移転する場合の「DBデータの移行方法」を説明します。
※ただし、
「移転元と移転先とでXoopsバージョンが同一、
または、すべてのDBテーブルの構造が同一であること」
を前提としています。
本稿を参照しながら作業される時には、暮々もご注意ください。
※本稿ではDBデータのことしか念頭に入れないで書いています。
モジュールやテーマについても移転が必要になりますので、
忘れず各自で作業していただくよう、ご注意ください。
作業概要としては、
0.準備(=phpMyAdminの起動)
1.DBデータのバックアップ
2.不要テーブル削除
3.DBデータのリストア
となりますので、各項目について、以下に作業内容を記述します。
===【0.準備】=============================================
本稿では、phpMyAdminというツールを使って作業します。
そのため、すべての作業について、あらかじめphpMyAdminを起動
しておく必要がありますので、本項にて以下に説明します。
(1)各種情報整理
次の情報を整理しておきます。
(不明の場合、ロリポップに問合せてください。)
ロリポップ・ユーザー情報
・ドメイン
・ユーザー
DB情報
・DBユーザー名
・DBユーザーパスワード
・DBサーバー名
(2)上記【0.準備】のを元に、ロリポップのユーザー専用ページにログイン
⇒ここですね https://user.lolipop.jp/
(3)[WEBツール]の[データベースの作成]を選択
(4)自分のアカウントのデータベースが表示されるので、それを選択
⇒テーブル一覧が表示されます
以上の(1)〜(4)の作業をすべて完了することで、【0.準備】は完了です。
===【1.DBデータのバックアップ】===========================
!!! 前提:上記【0.準備】の作業をすべて完了していること
(1)テーブル一覧が表示された状態で、[エクスポート]を選択
⇒この[エクスポート]の機能を使ってDBのバックアップを行います
(2)バックアップをとるテーブルを選択します
⇒よう分からん時には[全選択]でもいいのでは?
(3)チェックボックス[ファイルに保存]を選択します
(4)[実行する]を選択します
(5)ファイル保存ダイアログが表示されるので、保存先を指定して[OK]を選択します
⇒ここで保存するファイルがDBデータのバックアップそのものになります
とても大事なんです。(^^)
大事なデータを大切に保管するため、キチンとしたフォルダに保管しましょう
以上の(1)〜(5)の作業をすべて完了することで、【1.DBデータのバックアップ】は完了です。
===【2.不要テーブル削除】=================================
!!! 前提:上記【0.準備】および【1.DBデータのバックアップ】の作業を
!!! すべて完了していること
!!! 注意:本項の作業により、もう後戻りできない状態になります
!!! 作業する場合、データのバックアップをとっていないと
!!! 大切なデータがすべて消えてしまい、元に戻せなくなります
(1)テーブル一覧が表示された状態で、削除するすべてのテーブルを一覧から選択します
⇒各行の先頭にあるチェックボックスにチェックを入れることで指定します
(2)画面最下部の[すべてのチェックに:]リストから[削除]を選択します
⇒実行するSQL文が表示され、削除しようとしているテーブル名が表示されます
(3)削除するテーブルのみが表示されていることを確認し、[はい]を選択します
以上の(1)〜(3)の作業をすべて完了することで、【2.不要テーブル削除】は完了です。
本項の作業をすべて完了すると、もうデータを元に戻すことは不可能ですので、
あらかじめバックアップをとっておくことを強くお奨めしておきます。
===【3.DBデータのリストア】===============================
!!! 前提:上記【0.準備】および【1.DBデータのバックアップ】の作業を
!!! すべて完了していること
(1)テーブル一覧が表示された状態で、[SQL]を選択
⇒SQLを実行するための画面が表示されます
(2)[テキストファイルの場所]で、上記[1.]でバックアップしたファイルを指定します
(3)「実行する」を選択します
⇒元のサイトと同じテーブル名がリストア先に既に存在する場合、
実行エラーになります
<移転先のデータに元のサイトのデータを追加したい場合>
上記[1.]でバックアップしたファイルをEUC表示できるエディタで開き、
該当するテーブルのCREATE文を削除してから、再度【3.】の操作を実行します
<移転先のデータを元のサイトのデータで置き換えたい場合>
移転先のデータだけを一旦削除してから、再度【3.】の操作を実行します
以上の(1)〜(3)の作業をすべて完了することで、【3.DBデータのリストア】は完了です。
===【おまけ.DBデータの移行について】=======================
なんでロリポップだけやねん!・・・そう思われる方も、
ひょっとしたらいらっしゃるかも知れません。
このサイトがロリップ上に構築されているので、
ロリポップに特化したイメージで書いてみました。
そして、ツールとしてphpMyAdminというものを使用しました。
しかし、実は、このphpMyAdminというツールは、
別にロリポップに限らずに使えるツールであり、
このツールは、普通にネットからダウンロードしたり、
自分のサイトに組み込んだりできます。
このphpMyAdminは、内部的には、SQLを発行することで機能を実現している模様です。
(SQLをナマで発行しているか、または該当するphpのAPIを使用しているかは不明ですが
つまるところ、同じようなものだという認識でも構いません。)
MySQLに限らず、すべてのDBでは、DBを操作するためにSQLを使います。
しかし、プロでもない限り、いちいちSQLを憶えるのは面倒です。
(いや、プロでも面倒です・・・ってか、覚えてません・・・笑)
そのため、phpMyAdminのような便利ツールを使ってDB操作をすることがほとんどです。
こういう便利ツールは、phpMyAdmin以外にもあります。
DBに付属するツールや、フリーの『Common SQL Environment(通称、CSE)』や、
フリーのその他のツールや、有料のツールがあります。
しかし、使うツールによって違いがあるかも知れませんが、
基本的な考え方としては、本稿にあるような手順になると
思われます。
自分に合ったツールを見つけておくと便利かも知れません。
ツールによって使い方が違うかも知れませんが。
※ただし、
「移転元と移転先とでXoopsバージョンが同一、
または、すべてのDBテーブルの構造が同一であること」
を前提としています。
本稿を参照しながら作業される時には、暮々もご注意ください。
※本稿ではDBデータのことしか念頭に入れないで書いています。
モジュールやテーマについても移転が必要になりますので、
忘れず各自で作業していただくよう、ご注意ください。
作業概要としては、
0.準備(=phpMyAdminの起動)
1.DBデータのバックアップ
2.不要テーブル削除
3.DBデータのリストア
となりますので、各項目について、以下に作業内容を記述します。
===【0.準備】=============================================
本稿では、phpMyAdminというツールを使って作業します。
そのため、すべての作業について、あらかじめphpMyAdminを起動
しておく必要がありますので、本項にて以下に説明します。
(1)各種情報整理
次の情報を整理しておきます。
(不明の場合、ロリポップに問合せてください。)
ロリポップ・ユーザー情報
・ドメイン
・ユーザー
DB情報
・DBユーザー名
・DBユーザーパスワード
・DBサーバー名
(2)上記【0.準備】のを元に、ロリポップのユーザー専用ページにログイン
⇒ここですね https://user.lolipop.jp/
(3)[WEBツール]の[データベースの作成]を選択
(4)自分のアカウントのデータベースが表示されるので、それを選択
⇒テーブル一覧が表示されます
以上の(1)〜(4)の作業をすべて完了することで、【0.準備】は完了です。
===【1.DBデータのバックアップ】===========================
!!! 前提:上記【0.準備】の作業をすべて完了していること
(1)テーブル一覧が表示された状態で、[エクスポート]を選択
⇒この[エクスポート]の機能を使ってDBのバックアップを行います
(2)バックアップをとるテーブルを選択します
⇒よう分からん時には[全選択]でもいいのでは?
(3)チェックボックス[ファイルに保存]を選択します
(4)[実行する]を選択します
(5)ファイル保存ダイアログが表示されるので、保存先を指定して[OK]を選択します
⇒ここで保存するファイルがDBデータのバックアップそのものになります
とても大事なんです。(^^)
大事なデータを大切に保管するため、キチンとしたフォルダに保管しましょう
以上の(1)〜(5)の作業をすべて完了することで、【1.DBデータのバックアップ】は完了です。
===【2.不要テーブル削除】=================================
!!! 前提:上記【0.準備】および【1.DBデータのバックアップ】の作業を
!!! すべて完了していること
!!! 注意:本項の作業により、もう後戻りできない状態になります
!!! 作業する場合、データのバックアップをとっていないと
!!! 大切なデータがすべて消えてしまい、元に戻せなくなります
(1)テーブル一覧が表示された状態で、削除するすべてのテーブルを一覧から選択します
⇒各行の先頭にあるチェックボックスにチェックを入れることで指定します
(2)画面最下部の[すべてのチェックに:]リストから[削除]を選択します
⇒実行するSQL文が表示され、削除しようとしているテーブル名が表示されます
(3)削除するテーブルのみが表示されていることを確認し、[はい]を選択します
以上の(1)〜(3)の作業をすべて完了することで、【2.不要テーブル削除】は完了です。
本項の作業をすべて完了すると、もうデータを元に戻すことは不可能ですので、
あらかじめバックアップをとっておくことを強くお奨めしておきます。
===【3.DBデータのリストア】===============================
!!! 前提:上記【0.準備】および【1.DBデータのバックアップ】の作業を
!!! すべて完了していること
(1)テーブル一覧が表示された状態で、[SQL]を選択
⇒SQLを実行するための画面が表示されます
(2)[テキストファイルの場所]で、上記[1.]でバックアップしたファイルを指定します
(3)「実行する」を選択します
⇒元のサイトと同じテーブル名がリストア先に既に存在する場合、
実行エラーになります
<移転先のデータに元のサイトのデータを追加したい場合>
上記[1.]でバックアップしたファイルをEUC表示できるエディタで開き、
該当するテーブルのCREATE文を削除してから、再度【3.】の操作を実行します
<移転先のデータを元のサイトのデータで置き換えたい場合>
移転先のデータだけを一旦削除してから、再度【3.】の操作を実行します
以上の(1)〜(3)の作業をすべて完了することで、【3.DBデータのリストア】は完了です。
===【おまけ.DBデータの移行について】=======================
なんでロリポップだけやねん!・・・そう思われる方も、
ひょっとしたらいらっしゃるかも知れません。
このサイトがロリップ上に構築されているので、
ロリポップに特化したイメージで書いてみました。
そして、ツールとしてphpMyAdminというものを使用しました。
しかし、実は、このphpMyAdminというツールは、
別にロリポップに限らずに使えるツールであり、
このツールは、普通にネットからダウンロードしたり、
自分のサイトに組み込んだりできます。
このphpMyAdminは、内部的には、SQLを発行することで機能を実現している模様です。
(SQLをナマで発行しているか、または該当するphpのAPIを使用しているかは不明ですが
つまるところ、同じようなものだという認識でも構いません。)
MySQLに限らず、すべてのDBでは、DBを操作するためにSQLを使います。
しかし、プロでもない限り、いちいちSQLを憶えるのは面倒です。
(いや、プロでも面倒です・・・ってか、覚えてません・・・笑)
そのため、phpMyAdminのような便利ツールを使ってDB操作をすることがほとんどです。
こういう便利ツールは、phpMyAdmin以外にもあります。
DBに付属するツールや、フリーの『Common SQL Environment(通称、CSE)』や、
フリーのその他のツールや、有料のツールがあります。
しかし、使うツールによって違いがあるかも知れませんが、
基本的な考え方としては、本稿にあるような手順になると
思われます。
自分に合ったツールを見つけておくと便利かも知れません。
ツールによって使い方が違うかも知れませんが。
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